【最新情報】住宅省エネ2025キャンペーン徹底解説!
2025.02.27 (Thu) 更新
みなさんこんにちは!横浜の地域密着外壁塗装・屋根工事・雨漏り工事専門店えいぶす・ペイントです!!
2025年も、政府は住宅の省エネ化を推進するため、「住宅省エネ2025キャンペーン」を実施します。
このキャンペーンでは、住宅の省エネリフォームや新築を対象とした補助金制度が利用され、特に改修や高効率給湯器の導入が大きな支援を受けられます。
また、外壁塗装と同時に行うことで、効率的なリフォームが可能です。補助金制度を活用し、省エネで快適な住まいへのリフォームを検討してみませんか?
本記事では、2025年のキャンペーン内容と2024年からの変更点について詳しく解説します。
省エネ住宅を検討されている方や、リフォームを予定している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.住宅省エネ2025キャンペーンとは?
「住宅省エネ2025キャンペーン」は、国土交通省、環境省、経済産業省の3省が連携して実施する、住宅の省エネ化を支援する補助事業の総称です。
具体的には、以下の4つの事業で構成されています。
▼2025年02月26日
住宅省エネ2025キャンペーンのホームページがオープンしました▼
対象
登録事業者と工事請負契約等を締結後、令和6年11月22日以降に対象のリフォーム工事(対象機器の導入)に着手し、申請した方かつ、リフォーム(機器を設置)する住宅の所有者等である方
交付申請期間
2025年3月下旬~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで工事完了)
補助金を受ける際の交付申請などの手続きは、いずれも消費者自身が行う事はできません。すべての手続きは、本キャンペーンに登録された住宅省エネ支援事業者が行う必要があります。
えいぶす・ペイント(株式会社EIVS)は登録事業者です!
2.2024年からの主な変更点
2025年度のキャンペーンでは、以下の変更が行われました。
- 補助額の上限の統一:2024年度は子育て世帯や若者夫婦世帯に対して補助額の上限が高く設定されていましたが、2025年度からは世帯要件による補助額の差がなくなり、全ての世帯で共通の補助額となりました。
- 必須工事の組み合わせによる補助額の設定:開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、エコ住宅設備の設置の3つの必須工事のうち、実施する工事の数に応じて補助額が設定されるようになりました。
3種すべてを実施すると最大60万円/戸、2種を実施すると最大40万円/戸の補助が受けられます。
- 賃貸住宅や買取再販事業者が扱う住宅も対象に追加:これまで対象外だった賃貸住宅や買取再販事業者が扱う住宅も補助対象となりました。
3.各補助事業の詳細
以下では、それぞれの補助事業について、対象となるリフォーム工事、補助額の詳細を解説していきます。
先進的窓リノベ2025事業(窓の断熱改修)
この事業は、既存住宅の窓を高断熱窓に改修することで、省エネ化を促進するものです。
窓の改修工事と同時に行う場合に限り、断熱性能の高いドアに交換※する場合も補助金の対象となります。
申請する補助額の合計が5万円未満の場合は補助の対象外となりますので、ご注意ください。
- 補助額:最大200万円/戸
- 補助率:約50%相当
対象となるリフォーム工事
性能・サイズにより定額で補助金が出ます。
工事内容 | ガラス交換 | 既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガラス等に交換する工事 | |
---|---|---|---|
内窓工事 | 既存窓の内側に新たに内窓を新設する、または既存の内窓を取り除き新たな内窓に交換する工事 | ||
外窓交換 | カバー工法 | 既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事 | |
はつり工法 | 既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事 | ||
ドア交換※ | カバー工法 | 既存ドアについて枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事 | |
はつり工法 | 既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事 |
【2024年からの変更点】
- 内窓設置の補助額が一部減額
- 対象窓の性能基準が厳格化
防犯対策にも!
窓のリフォーム(窓リノベ)は、断熱性能の向上や光熱費削減 だけでなく、防犯対策 にもつながります。
窓リノベが防犯対策になる理由
① 侵入経路の約6割は「窓」から!
警察庁の統計によると、住宅への侵入窃盗の約55%が 「窓」からの侵入 です。
古い窓ガラスは割られやすく、防犯対策が不十分 になりがち。
② 防犯性能の高い窓ガラスで侵入を防ぐ!
「防犯合わせガラス」や「二重窓」にすることで、ガラス破りによる侵入 を困難にできます。
特に、防犯性能が高い「防犯合わせガラス」は、貫通に時間がかかるため、侵入を諦めさせる効果があります。
③ 補助金を活用して、お得に防犯対策!
「住宅省エネ2025キャンペーン」では、窓リノベの補助金が充実しています。
防犯性能の高い窓に交換することで、省エネ+防犯の両方のメリット を得られます。
子育てグリーン住宅支援事業
この事業は、住宅の省エネ性能向上を支援するものです。リフォームの場合と新築の場合それぞれ説明します。
【既存住宅のリフォーム補助額】
- 必須工事3つ全てを実施する場合(Sタイプ)の上限:60万円/戸
- 必須工事3つのうち、2つを実施する場合(Aタイプ)の上限:40万円/戸
【リフォームについて】
対象となるリフォーム工事
以下の①~⑧に該当するリフォーム工事等が対象ですが、①~③については2つ以上の工事が必須で、補助額は、必須工事の実施数に応じて設定されており、3種すべてを実施すると最大60万円/戸、2種を実施すると最大40万円/戸となります。※1
④~⑧については、①~③の工事と同時に行う場合のみ補助の対象※2となります。
また、申請する補助額の合計が5万円未満の工事は補助の対象になりませんので注意が必要です。※3
必須工事 ①~③のうち2つ以上必須※1 | ①開口部の断熱改修 |
|
---|---|---|
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修 | ||
③エコ住宅設備の設置 | ||
附帯工事 Aと同時に行う場合のみ補助対象※2 | ④子育て対応改修 | |
⑤防災性向上改修 | ||
⑥バリアフリー改修 | ||
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 | ||
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入 |
【既存住宅のリフォーム補助額】
- 必須工事3つ全てを実施する場合(Sタイプ)の上限:60万円/戸
- 必須工事3つのうち、2つを実施する場合(Aタイプ)の上限:40万円/戸
【新築について】
一定以上の省エネ性能の新築でも補助対象になります。
- 全ての世帯
GX志向型住宅:160万円/戸
- 子育て世帯
長期優良住宅:80~100万円/戸※4
ZEH水準住宅:40~60万円/戸※4
※4 建て替え前の住宅を除却する場合、補助額が増えます。
新築住宅の省エネ性能の区分によって補助額が異なり、特に「GX志向型住宅」はより高い基準が設けられています。
【2024年からの変更点】
- 名称の変更
- 子育て世帯限定→全世帯が対象に!
- 賃貸住宅や買取再販住宅も補助対象に
給湯省エネ2025事業(高効率給湯器の導入)
この事業では、高効率給湯器の導入を支援し、家庭内のエネルギー消費の削減を目指します。
光熱費削減効果が大きく、人気の補助制度です。
対象工事
導入する機器に応じて製品の機能・性能により、それぞれ定額での補助になります。
設置する給湯器 | 主な補助額 | 補助上限 |
---|---|---|
ヒートポンプ給湯機 (エコキュート) | 10万円/台 ※昼間の余剰再エネ電気を活用できる機器 | 戸建住宅:いずれか2台まで 共同住宅等:いずれか1台まで |
ハイブリッド給湯機 | 13万円/台 ※昼間の余剰再エネ電気を活用できる機器 | |
家庭用燃料電池 (エネファーム) | 20万円/台 ※レジリエンス機能を強化した機器 |
上記の基本額に加えて、蓄熱暖房機または電気温水器を撤去する場合は加算額がプラスされます。
① 蓄熱暖房機の撤去:8万円/台(上限2台まで)
② 電気温水器の撤去:4万円/台(高効率給湯器導入により補助を受ける台数まで)
※エコキュートの撤去は加算対象となりません。
※蓄熱暖房機等の撤去により、ご契約の電気料金メニューが変更となる可能性があります。詳しくは、ご契約の電力事業者にお問い合わせください。
【2024年からの変更点】
- 一部機種の補助額が減額
賃貸集合給湯省エネ2025事業
対象工事
従来型給湯器から補助対象機器への取替工事が対象になります。
既存賃貸集合住宅の1棟あたり1台以上の取替が対象。
設置する給湯器 | 追い焚き機能 | 補助額(定額) | 補助上限 |
---|---|---|---|
エコジョーズ | なし | 5万円/台 | 1住戸1台まで |
あり | 7万円/台 | ||
エコフィール | なし | 5万円/台 | |
あり | 7万円/台 |
【2024年からの変更点】
- 補助額が若干減額
4.補助金を最大限活用するためのポイント
住宅省エネ補助金を有効に活用するには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
①早めの申請がカギ!
補助金は予算上限に達し次第終了します。2024年も多くの補助金が早期終了しているため、2025年も早めの申請が重要です。
②施工業者が補助金対応かチェック
補助金申請は、事業者登録済みの施工業者でないと申請できません。事前に確認しましょう。
③どの補助金を活用するか計画的に
補助額の大きい「窓リノベ」や「給湯器交換」を中心にリフォームを計画すると、自己負担を抑えつつ大きな省エネ効果を得ることができます。
5.まとめ
過去最大規模の補助金で、より多くの人が利用しやすくなりました!
しかし、一部補助額の減額や対象機器の基準変更があるため、早めの情報収集と計画的な申請が重要です。
住宅の省エネ化は、光熱費の節約・環境負荷の軽減につながるだけでなく、快適で安心な住まいへの投資にもなります。
特に、窓リノベは省エネ対策だけでなく、防犯性アップにも効果的です!
✅ 子育て世帯以外も補助対象に!
✅ 最大200万円の補助でお得に省エネリフォーム!
✅ 窓は住宅の侵入経路No.1!防犯対策もできる!
✅ 早めの申請がカギ!施工業者の登録状況も要チェック!
2025年の住宅省エネキャンペーンは、過去最大規模の補助金が用意され、より多くの方が利用可能に!
特に、
- 子育て世帯に限らず全世帯が対象
- 賃貸住宅も補助対象に含まれた
といった変更は、大きなメリットです。
補助金を活用することで、自己負担を抑えながら省エネリフォームが可能に!
賢く活用し、快適で環境にやさしい住まいを手に入れましょう!
6.お気軽にお問い合わせください
住宅省エネキャンペーンは、他の事業の補助金と併用する事が可能です。
例えば、賃貸オーナー様ではない、戸建て住宅のリフォーム工事で従来型給湯器からエコジョーズへの交換を希望される場合は、「給湯省エネ2025事業」では補助金対象外の製品ですが、「子育てグリーン住宅支援事業」の③に該当するため、他のリフォーム工事と組み合わせて補助金額を5万円以上にする事で、補助を受けることが出来るようになります。
えいぶす・ペイントは4つの事業の登録事業者です。ご希望の工事や製品などございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。