屋根塗装における縁切りの重要性【横浜市鶴見区・川崎市川崎区】外壁・屋根塗装専門店 えいぶす・ペイント
2022.09.16 (Fri) 更新
目次
横浜市鶴見区・川崎市川崎区の皆様こんにちは!
横浜市鶴見区・川崎市川崎区地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のえいぶす・ペイントです!!
屋根塗装をお見積り依頼した経験がある方は、「縁切り」「タスペーサー」という単語をお聞きしたことがあるのではないでしょうか。
そもそも縁切り・タスペーサーがなんおことを指すのかわからない方も多いのではないでしょうか。
(私も当社で働くまでこの単語聞いたことがなかったです…)
実は、この縁切り。屋根塗装をするにあたってはとっても重要な工程なのです。
今回は、そんな縁切りについてご説明させていただけたらなと思います。
縁切り・タスペーサーとは?
外壁・屋根塗装をするときに、この二つの単語を聞くかと思います。この縁切り・タスペーサーとはいったいどのような施工なのでしょうか?
「縁切り」とは、コロニアルやカラーベストの屋根【スレート瓦】を屋根塗装した際に、塗料でくっついている屋根素材一枚一枚カッターなどを使って切っていく作業です。
以前はカッターを使って縁切り作業を行っておりましたが、現在は「タスペーサー」という部材を挿入して、縁切り作業を行うケースが主流になっています。
以前、雨漏りについてブログを書かせていただきましたが、
▼雨漏りについてのブログはこちら▼
外壁からの雨漏りを防ぐ際、隙間を埋める作業をおこないます(シーリング施工)
では、なぜ屋根塗装をする際に、わざわざ縁切り作業を行って屋根に隙間を作るのでしょうか?
せっかく屋根を塗装したのに、どうして縁切りを行うのでしょか
縁切りの必要理由
以下が屋根塗装をする際に縁切り作業を行う必要性となっております。
雨漏りを防ぐため
縁切りにおいて大事な理由になります。
屋根は、構造上屋根と屋根の間に隙間がないと却って雨水が排出できなくなってしまい、雨漏りが発生してしまう場合もあるのです。
よくコップに入ったストローをのむと、ストローからどんどん水が上がってくることはありませんか?
水は、細い管やすきまがあると、液体の表面張力が働き、「毛細管現象」が起きるのです。
これは、屋根塗装にもいえることで、塗装をする際、目には見えない細かい隙間から、台風や大雨が起こった際、先ほどの毛細管現象がおきてしまい、屋根材の下に入りこんでしまいます。
本来、スレート素材の屋根は表面に溝がるので、雨水が発生した場合でも、その溝から雨水を排出することができます。
しかし、屋根塗装を施工することによって塗料がその溝をふさいでしまうケースがあり、そのままにしてしまった場合、雨水が逃げ場を失い、屋根材の下に入り込み、そのまま屋根下地が腐ってしまい、最終的に雨漏りへと発生してしまうことに…
内部結露を防ぐため
結露は、ものの内部と外部の気温差が激しいとでます。
暖かい空気は、上にいくという性質があります。暖かい空気は、そのまま屋根裏まで上がってきてしまうのです。
屋根は、外気に晒されているので、冬、部屋の暖房をつけた際、屋根の内側は暖房の暖かい空気で温まり、屋根の外側は外気の寒さに晒され、結露が発生してしまいます。
内部結露した水分をそのままにしてしますと、中の木材や断熱材を腐食してしまう恐れがあるので、それを縁切りによって隙間をつかってあげて、成分を蒸発させてあげます。
縁切りの重要性についてはご理解いただけたでしょうか。
次に、なぜ今までカッターでの縁切り作業を行ってきたのに現在は「タスペーサー」という部材を使った縁切り作業になっていったのかご説明いたします。
カッターでの縁切りの問題点
屋根塗装をする際、縁切り作業はとても重要な工程ですが、難しい作業でもあります。
ですが、カッターで縁切り作業を行う場合、以下のようなリスクがあります。
・カッターで一枚一枚縁切り作業するので、手間と時間が要する
・時間と手間がかかることによって、お客様のコストもかかってしまう
・力加減によっては、塗装した部分を傷つけてしまう恐れがある。
以上の問題点を解消するために。「タスペーサー」という部材が発明されました。
つまり縁切りとは簡単な作業ではないのにリスクがある。
カッターでの縁切りの問題点を解消したのが「タスペーサー」です。
タスペーサーは下塗りが完了した時点で屋根と屋根の間に入れることで隙間を作ります。
タスペーサーを挿入してあげると、屋根材と屋根材に隙間ができるので、わざわざカッターでの縁切り作業をする必要がなくなるのです。
そして、時間もカッターでの縁切りよりも短縮できるので、その分人件費もかからず、結果的にお客様もコストがかかりにくくなります。
ですが、中にはタスペーサーが必要ない屋根もございます
タスペーサーが必要ない屋根
以下の屋根は、タスペーサーする必要がございません。
屋根に4mm以上の隙間がある場合
屋根に4㎜以上隙間がるときはタスペーサーは必要ありません。
塗装しても十分に隙間があるため、塗装しても塗料でふさがることもありません。
タスペーサーを挿入しても、隙間が広いため、固定されずタスペーサーが落ちてしまします。
紫外線の当たっている方角の屋根部分
紫外線が多く当たる方角の屋根は、反ってきます。反ってくると自然に隙間が空いてくるので、日差しの多い方角の屋根にはタスペーサーが不要な場合もございます。
見積りにタスペーサーの項目がない=手抜き工事じゃない
なかには、見積もりを出してもらって、タスペーサーの項目がない…あとから請求されるの?手抜き工事なの?と心配になられる方も出てくるかと思います。
しかし、上記でも説明した通り、タスペーサーでの縁切り作業は重要な工程ではありますが、タスペーサーの必要がない屋根もあるのです。
見積もりを出す際、業者に確認をしてみると良いでしょう。
最後に
信頼できる業者は、縁切りだけではなく、お客様が疑問に感じた項目に対して、誠意に説明いたします。
屋根塗装・外壁塗装をご検討される方は、少しでも疑問に思うことがあれば必ず聞くようにしましょう!!
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