夏は涼しく冬は暖かい!ガイナ塗料のメリット・デメリットをご紹介!
外壁塗装の検討段階に入りますと「どうせ塗り替えをするなら」と、自宅の困りごとを解決するために塗料の性能も気になりますよね。塗料の中には遮熱や防音など、様々な性能をもった塗料があります。
本日ご紹介するガイナ(GAINA)塗料は、「多機能性塗料」と呼ばれており、屋根・外壁塗料として使用すると建物の中が夏は涼しく、冬は暖かくなるのが特徴です。「涼しいのに暖かい」なんて一見両立が難しそうに聞こえる性能ですが、ガイナは遮熱と断熱、さらに+αの機能までついてきちゃうんです!
この記事では、多機能性塗料ガイナの特徴と、塗装する際のメリット・デメリットを合わせてご紹介させて頂きます。
目次
ガイナ塗料とは?
ガイナは日進産業が開発・製造している多機能性塗料です。ロケット開発の際の断熱技術を参考に開発された塗料で、高い断熱・遮熱効果を発揮することができます。JAXAが認定したCOSMODEの第1号製品としても知られています。
遮熱・断熱+αの機能
遮熱・断熱効果で夏の暑さや冬の寒さへ対応するだけでなく、特殊セラミック構造で騒音やにおいにも対応することが出来ます。また、ガイナ塗料の周囲の温度変化に適応する性質から、熱の移動を少なくすることで結露を抑制する効果もあります。
高い安全性
ガイナは国土交通大臣から「不燃材料」の認定を受けており、有機溶剤等の危険物を使用していない水性塗料です。
室内空気環境の安全性の目安となる※「F☆☆☆☆(フォースター)」を取得しており、外装用のガイナも大気中に排出されるアルデヒド類や揮発性有機化合物(VOC)に対して、室内用と同等の安全性があります。
また、日本製品で初めて米国スタイナートンネル試験UL723(建築材料の表面燃焼特性試験の規格)に合格し、世界でも28商品しか承認されていない最も権威のあるClassAで認証を受け、その防火性にも注目されています。
※F☆☆☆☆(フォースター)・・・ホルムアルデヒドの発散量の等級。最も放散レベルが低い。
SDGsにも貢献
ガイナは持続可能な17の開発目標の内、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「11.住み続けられるまちづくりを」の目標達成に貢献できる商品として、UNIDO東京事務所のサステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)に登録されています。
遮熱・断熱効果があるガイナを外壁や屋根に塗布することによって省エネが期待でき、CO2排出の削減や地球温暖化の抑制に貢献。個人でも「7.エネルギーをみんなにそしてグリーンに」と「13.気候変動に具体的な対策を」の開発目標を実践することができます。
ガイナ塗料のメリット・デメリット
実際に外壁・屋根塗料にガイナを選ぶメリット・デメリットについてご説明していきます。
ガイナ塗料のメリット
夏の暑さの軽減
ガイナ塗料を外壁・屋根に塗ることで遮熱効果を発揮し、太陽の熱を反射・熱の侵入を抑制。熱が伝わりにくいセラミックが主成分なので、曇りの日や熱帯夜の暑さも大幅に軽減することができます。夏はこの遮熱効果に断熱効果が加わり、エアコンで冷却した室内の空気を逃がしません。
「夏にエアコンをつけてもすぐに涼しくならない」といった現象は、ここ最近の猛暑続きで誰しもが経験しているのではないでしょうか。これは、建物全体が熱を帯びてしまい、冷却するのに時間が掛かってしまうからです。結果、エアコンをつける時間が増え、電気代も掛かってしまいます。
遮熱と断熱効果で建物全体に熱がこもらないようにできるガイナは、塗るだけで夏の暑さを軽減することができます。
冬の寒さの軽減
ガイナを塗布した面に空気を含んだセラミック層が生成され、断熱効果を発揮。今まで外に逃げていた熱エネルギーを室内に大幅に留めることができ、暖かい室内の空気を保つことができます。
せっかく暖房器具で室内を暖めても、熱が外に出て行ってしまえば温度は下がってしまいますよね。ここで魔法瓶を思い出してみて下さい。熱源はないのに、何時間か一定の温度を保つことができます。これは瓶が2重構造になっており、外びんと内びんの間が真空状態になっているからです。この「空気の層」があることで、熱が外に逃げるのを防いでいるのです。
建物で考えてみると「すでに断熱材が入っているから必要ないのでは」と思いがちですが、壁の内側と外側を2重断熱することで、空気の層も2重になり、より高い断熱効果を期待することができます。
高耐候性で通常の2~3倍劣化に強い
主成分にセラミックとアクリルシリコン樹脂を使用しているガイナは、紫外線に対して高い耐候性をもち、劣化に強い塗料です。塗布するだけで建物の長寿命化が期待でき、一般環境下では15~20年もつとされています。
省エネ効果
ガイナは省エネ性が高く評価され「平成29年度省エネ大賞 審査員会特別賞」を受賞しました。高い断熱性・遮熱性を兼ね備えているガイナを塗布することにより、エアコン(エネルギー)の使用を抑えることができます。
屋根・外壁・室内に塗布するとその効果は抜群!電気使用量を抑え、CO2削減にも貢献できるため、環境にやさしい塗料となっております。
防音効果
密度の高い特殊セラミックの中に、空気を含んだ球体が多層で構成されていることで、音が反射し減衰を繰り返す構造になっています。
ガルバリウム鋼板の屋根にあたる雨音に悩まされていたえいぶす・ペイントのお客さまですが、ガイナ塗料を塗ることでおよそ10dbの防音効果が出ました!
▼ガイナ塗料の防音効果▼
結露抑制
梅雨時期や寒暖差の激しい時期に悩まされやすい結露ですが、ガイナ塗料の断熱効果で熱の移動が起こりにくくなり、結露発生を抑制することができます。
消臭効果
室内にも塗布することができますので、赤ちゃんや匂いに敏感なペットがいるお宅にもおすすめです。ガイナの特殊セラミックが遠赤外線を放射し、空気中の水分が振動。マイナスイオン化されることにより、空気を洗浄し、空気中の臭いを抑えてくれます。
ガイナ塗料のデメリット
価格が高め
一般的な住宅のシリコン塗料での費用相場を90~100万円程度とした場合、同じ面積でガイナ塗料を塗布する場合は、130~150万円程費用が掛かります。
他の塗料と比べて使用期限も3カ月程度と短く、まとめ買い(在庫品)にも向かないためコストを下げるのが難しい一面もあります。
濃い色は出にくい
基本色52色、300種類以上のカラーバリエーションから選べるガイナですが、セラミックの白をベースに調色するため濃い色が出にくく、通常の外壁塗料よりもはっきりとした色はでません。また、濃色を選択すると遮熱性能が下がってしまうのもデメリットの一つです。
汚れがつきやすい
外壁に使われる塗料は、基本的に艶なしよりも艶ありの方が汚れが付着しにくい傾向があります。艶がなく、塗布面を手で触ると少しザラザラしており、汚れが付着しやすいのもガイナの特徴です。
認可された業者のみ施工可能
ガイナは、配合しているセラミックの均一化や塗膜の厚みなど、正しい条件をクリアすることで効果を発揮することができる塗料です。施工が難しく、業者の知識や技術でその性能が左右されるため、日進産業より認定された業者のみが施工できる塗料となっております。横浜市内でガイナを施工できる外壁塗装業者は、えいぶす・ペイント(EIVS)を含め数社です。
▼ガイナ認定施工業者▼
2022年には、ガイナの使用缶数が神奈川県で№1になり、日進中部さまより感謝状を賜りました!
えいぶす・ペイントは、代表の池原がガイナの正しい知識をもつ「ガイナマイスター」の称号をもっておりますので安心してご相談ください。
店内にはガイナ塗料の断熱効果を実感頂ける実験機がございますので、ガイナの効果が気になる方は遠慮なくお申し付けくださいね。
ガイナ塗料のご相談はえいぶす・ペイントまで
ガイナ塗料の特徴と、メリット・デメリットをご紹介しました。
省エネ効果も期待でき、環境にも優しい機能性塗料ガイナ。
えいぶす・ペイントの事務所でも1部の内壁にガイナ塗料を使用しています!ガイナ塗料が気になる方は是非、えいぶす・ペイントまでお気軽にご相談ください!
横浜の地域密着外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のえいぶす・ペイントの施工事例はこちら
横浜の地域密着外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のえいぶす・ペイント自慢のショールームページはこちら
横浜市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のえいぶす・ペイントこだわりの商品ページはこちらから
横浜の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のえいぶす・ペイントへのお問い合わせ・ご相談はこちらから!!