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えいぶす・ペイント(株式会社EIVS)代表の池原です

現場日記

2023.10.17 (Tue) 更新

はじめまして。

えいぶす・ペイントの代表をしております池原です。

えいぶす・ペイント池原繁尊

この度、弊社のホームページ・ブログにお越しくださりありがとうございます。

ホームページにお越しくださったということは、お家の外壁塗装や屋根工事を検討中に少なからず弊社に興味を持ち、どのような会社なのか気になって頂けたのかなと思います。

大事なお家の外壁屋根工事をお願いする業者を探す際、その候補の一つとなる会社の社長がどんな人間なのか、どんな想いを持って会社を経営しているのかはとても重要なことだと思います。

本日は、えいぶす・ペイントの代表である私・池原がどんな人間でどんな道を歩んできたのか、えいぶす・ペイント(株式会社EIVS)という会社がどのような会社なのか、自己紹介をさせていただけたらと思います。

母1人子供4人で育った幼少期

私は沖縄県出身の両親のもと、川崎市川崎区で生まれました。

7歳上の兄、6歳上の兄、2歳上の姉の4人兄弟の末っ子として生まれ、可愛がられて育つ、、、と思いきや兄弟のパシリとして過酷な環境で幼少期を過ごしました。。(笑)

幼少期の池原(写真右)

私が小学4年生の時、両親が離婚し、母と兄弟4人で隣町である横浜市鶴見区に引っ越してまいりました。

母1人で子供4人を育てるのは本当に大変だったと思います。今、自分が家族を持ち、2人の子供を持つ身になってなおさら身に染みています。

当時母は朝から働きに出て、夜も働いておりました。そのため、朝ごはんはいつも買い置きしてあるコンビニのパンを食べ、夜ごはんは母の作り置きを自分で温めて食べるというのが当たり前の日常でした。

ボクシングとの出会い

中学生になった私は、母に少しでも楽させてあげようと、洗い物や洗濯物を畳むのをよく手伝いました。今も癖のように洗濯物を畳んだり、率先して洗い物ができるのは、その時の経験があったからこそです。

そんな日常の中で、テレビに映る1人の人物に衝撃と受けました。それはボクシングの辰吉丈一郎さんです。

父親の男手一つで育てられた辰吉さんが「世界チャンピオンになって親父に家を建ててやる」と言っていたのに感動を覚え、「よし!オレも世界チャンピオンになって母親に家を建ててやる!」と決意。

翌日母に「ボクシングやりたい!」と言ってみるも、「どうせ続かないんだから辞めておきなさい」と一蹴。。(涙)

いま考えると母1人で子供4人を育てていたので、そんな余裕はなかったのだと思います。

人生後悔したくないと始めたボクシング

そのまま時は過ぎ、20歳を迎える直前の2001年12月。ずっとやりたいと思っていたボクシングが頭から離れることはありませんでした。

「始めるなら年齢的にラストチャンスだ、、このままやりたいことをやらずに人生後悔したくない」

と近所にあった横浜光ジムの門を叩きました。

ボクシング始めたもののすぐやめたらカッコ悪いと思い、家族や友人、誰にも告げずに始めたのは良き思い出です。

しかしそんな心配は不要ですっかりボクシングにハマり、仕事も辞めてボクシングに集中できるアルバイトに切り替えました。

新人王を獲得するも1度もタイトル獲得ならず

ジムに入門して1年半後の2003年7月にプロテスト受験し合格。

その2か月後の2003年9月17日にプロデビューし1RKO勝ちでデビュー戦を飾り、その後も勝ち続け、デビュー翌年の2004年全日本ライトフライ級新人王を獲得することができました。

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新人王を獲得したことにより日本ランキングにも入り、16戦目で初黒星を喫するまで無敗で勝ち進み、最終的にはランキングも日本1位・東洋太平洋1位・世界ランキングは最高13位まで行くことができました。

そして、日本タイトル3回・東洋太平洋タイトル1回・WBCシルバータイトル1回、の計5回のタイトルマッチ挑戦することができましたが、一度もタイトル獲得することはできず、チャンピオンになることはなく2013年3月にボクシングを引退いたしました。

12年間のボクシング人生を通じて学んだこと

ボクシングで世界チャンピオンになって母に家を建ててあげることはできませんでしたが、本気で人生をかけて、命をかけて、取り組んだ12年間のボクシング人生から私は多くのことを学びました。

12年間のボクシング人生で記憶に残っていること、自分に色んなことを気付かせてくれたこと、学ばせてくれたことは、勝ったときの喜びや、上手くいったことなどではなく、負けたときの悔しさ、練習で上手くいかなかったこと、苦しかったことが何よりも記憶に残っており、学びになり、成長させてくれました。

そして、最初は自分がやりたいと思って始めた自分のためのことでしたが、そんな自分の夢を、本気で自分のことのように泣いたり喜んでくれたりする家族や仲間、応援してくれる人達には本当に感謝しかなかったです。

そして、そんな期待に応える事ができなかったことが本当に本当に悔しかったです。

出展:ボクシングモバイル|ボクシングニュース2013.2.27

ボクシング引退から社長になる決意

世界チャンピオンに「なりたい」ではなく「絶対になる」と思い続けていたボクシング。チャンピオンにならず終えることを考えたこともなかったので、引退して1週間は眠れない日々が続きました。

普段は「今日、なんか寝れないかも」と言って床につき、翌日「10秒後に寝てた」と妻に報告される私も、さすがにこの時は「これからどうしよう」という思いで頭の中がいっぱいでした。

そんなとき足場工事の会社をやっていた兄から「忙しいから手伝いきて」と呼ばれ、気分転換にも良いだろうと現場作業に出ました。

久しぶりに現場に出てみると、昔、兄の会社に入ったばかりで何もできなかった若い子がすごく仕事ができるようになっており、私はその若い子の手元(サポート)をするくらいしかできませんでした。

「このまま現場で職人をやっても周りに追いつくのに精一杯だな、、、」

・・・。

「よし!社長になろう!!」

と、ちょっと短絡的な発想で会社を興す決意をいたしましたが、そこからは本気で会社を興そうと、必死で考え、必死で動きました。

下請けの塗装工事会社を設立

私の周りは建設業の方が多かったですし、私自身も建設業での職人の経験があったので、自然と建設業の会社を興す形で進んでいきました。

ボクシング引退から2年後の2015年5月、いろいろと動いている中で知り合った高速道路の塗装工事を行っている会社さんから仕事をいただけることとなり、下請けとして会社を興すかたちとなりました。

起業してすぐ元ボクサーの仲間や、現役のボクサーが集まってくれ、ボクサーだらけの会社が出来上がりました。(笑)

会社の資本金は500万円です。

ボクサー時代にそんな貯金ができているわけもなく、事業をしていた友人に「貸してほしい」とお願いすると、快く「しげならいいよ。利息もいらないよ」と貸してくれました。

EIVSが設立できたのも、今のEIVSがあるのも友人の協力があったからこそです。

起業時は自宅マンションの一室を事務所に

そして起業後は順調に。と行きたかったのですが、その頃、首都高の別の現場で起きた火災事故の影響で工事現場が半年ほどストップ。

その間、仕事はなくても社員達には給与を支払っていたので、現場がスタートするまでに会社の現金はどんどん減っていき、起業して数か月で「もう潰れるかも、、」という倒産危機を迎えました。

なんとか現金が尽きる前に現場が再開し、潰れず持ちこたえることができ、その後は順調に軌道にのり、2年目には売上8000万円ほどに成長させることができました。

下請けから元請けへの転向を模索

そして、そのまま順風満帆に、、、とはいかず。そのころ弊社は、1社の元請け会社に仕事のすべてを頼っている下請け会社だったので、元請け会社に嫌われて仕事を切られたら売上が0になるという状況でした。

そんな中、元請け会社に理不尽な対応への改善を伝えると、問答無用で一蹴される始末。その他にも引き抜きや、信頼する人達の裏切りなどがあり、超が付くほどのプラス思考の私も人間不信になりかけていました。

この頃、ボクシング引退後に経験した不眠をまた味わうことになります。

そんな中、今の現場が終了次第、元請け会社からの仕事が打ち切られるという情報が入り、このままでは会社の未来がなく、事業を方向転換する必要があると思い、色々な会合に参加したり人と出会うことで、次の事業を模索していました。

外壁屋根塗装工事の専門店をオープン

創業時からいる社員の1人が10代の頃から外壁塗装の職人をやっていたことから、住宅の外壁塗装業にシフトしようと完全に切り替えました。

初めはどこかの建築塗装会社の下請けとして始めることが通常だと思いますが、下請けで嫌な思いをした私は初めから元請けとして仕事を始めようと動きました。

そんなとき、全国へフランチャイズ展開を考えていた㈱麻布の社長さんと知り合い、「横浜店をやりませんか?」とお誘いをいただき、2017年12月に「外壁塗装専門店」として横浜市鶴見区にオープンいたしました。

初めは不慣れで分からないことも多かったですが、エンドユーザーのお客様と直接お話しをし、ご要望を聞き、一緒に色やプランを決めていく。

そして工事が終わって喜んでいただけたときには、今までにない喜びがありました。

それまでやっていた首都高の塗装工事も立派な仕事の一つですが、塗装工事が終わり出来栄えを見てお客様が喜んでくれるなんてことはなかったので、なんとも言えない喜びとやりがいを感じました。

工事後に、お客様から「一緒に呑みに行こう」と誘っていただき、呑みに行くこともこれまで何度かあります。
こういった事も本当に嬉しく、喜びの一つです。

自社屋号「えいぶす・ペイント」をスタート

その後は、自社屋号「えいぶす・ペイント」としても事業をスタートしました。これまでたくさんのお客様が工事をお任せくださり、ここまでなんとか順調に成長してくることができました。弊社を支えてくださったお客様には本当に感謝しております。

このご恩の返し方は、弊社が順調に成長し、いつまでも事業を継続させることが、唯一できる恩返しであり、果たすべき責任だと思っております。

(横浜市港北区にオープンしたえいぶす・ペイント2号店「港北綱島店」)

外壁塗装工事会社として大切だと思っていること

ここまで読んでくださった方の中には「社長は塗装の経験がないの?」と思われた方もいるかと思いますが、答えはその通りです。

たしかに塗装会社の社長が塗装職人の経験があった方がベストです。

でも塗装会社の社長として何よりも大事なのは、どんな思いで会社を経営し、どのような考えでお客様のことを思っているかです。

いくら社長に塗装の経験・技術があっても、お客様のことより利益最優先の考え方では、本当にお客様のためになる工事をすることはできません。

私自身には塗装の技術はありませんが、身につけるべき知識や資格をもち、ずっと学び続ける姿勢を大切にしています。弊社の職人たちから学ぶことも多く、10年20年と経験豊富な職人も在籍しておりますのでご安心ください。

最後に

最後になりますが、ここまで長い社長自己紹介ブログを読んでくださり、誠にありがとうございます。私もここまで長いブログになるとは想定していなかったです。

これでも省略し簡潔にまとめましたが、ブログでは書けないこと、書ききれなかったことも沢山あるので、ぜひそれは直接お会いしてお話しさせてください!

このブログを通じて、代表である私・池原がどんな人間なのか、えいぶす・ペイント(株式会社EIVS)という会社がどんな会社なのか少しは分かっていただけたかなと思います。

弊社では「ひとりでも多くの人を笑顔にする」という経営理念があります。

この理念は、お客様を笑顔にするだけではなく、働く社員や協力業者さん、そして、それぞれが家族など身近な大切な人を笑顔にしていって欲しいという想いが込められております。

これからも家族を笑顔にし、仲間を笑顔にし、お客様を笑顔にする。そんな会社作りを頑張っていきたいと思います。

改めましてこの長文ブログをご高覧くださり、誠にありがとうございました。

株式会社EIVS

えいぶす・ペイント代表取締役 池原繁尊

外壁塗装・屋根工事・雨漏り工事専門店 えいぶす・ペイントへようこそ

株式会社EIVS

代表取締役 池原 繁尊
ikehara shigetaka

はじめまして。えいぶす・ペイント(株式会社EIVS)の池原と申します。

生まれ育った横浜市鶴見区で塗り替え専門店を営んでおります。
『ひとりでも多くの人を笑顔にする』という経営理念のもと、
十数年に一度の大切なお家の塗替え工事を、一人でも多くの方に喜んでいただけるよう、「笑顔」になっていただけるよう、お客様に寄り添った工事をご提案して参ります。

横浜は海が近いこともあり、外壁・屋根の劣化が比較的早い地域です。そのため、外壁・屋根は皆様が思うよりはるかに劣化が進んでしまいます。ぜひ一度、外壁・屋根診断を受けていただき、外壁塗装・屋根塗装をご検討していただきたいと思っております。

横浜市の外壁・屋根でお困りの方は、えいぶす・ペイントにご連絡ください。私たちが責任をもって施工いたします。

株式会社EIVS 代表取締役 池原繁尊

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