節電ガラスコートとは?遮熱・断熱・UVカットで電気代30%削減|施工事例も紹介
2025.06.05 (Thu) 更新
みなさんこんにちは!横浜の地域密着外壁塗装・屋根工事・雨漏り修繕工事専門店えいぶす・ペイントです!!
2025年の夏は、全国的に平年より気温が高くなる見込みです。特に6月から8月にかけての期間は、日本列島が高温に見舞われる可能性が高いとされています。これは、太平洋高気圧の勢力が強まり、暖かい空気に覆われやすくなることが要因です。
最新の気象情報によると、ラニーニャ現象は発生していないものの、太平洋高気圧の影響で例年以上の高温が予想されています。このような気象状況を踏まえ、冷房の稼働時間が長引き、電気代が例年より増える可能性が高まっています。
家の中で最も熱の出入りが激しいのが『窓』。窓からの熱流入は全体の73%に及ぶと言われています。
このような電気代の増加を抑えるために注目されているのが『節電ガラスコート』です。窓ガラスにコーティングを施すだけで、冷房効率を劇的に改善し、年間の光熱費を最大30%削減できるその効果を徹底解説します!
目次
こんなお悩みありませんか?
夏になると冷房をつけてもなかなか涼しくならない
電気代が年々高くなって家計や経費を圧迫している
紫外線で家具やフローリングが色あせてしまう
結露や湿気でカビや汚れが気になる
断熱対策をしたいが、リフォーム費用や手間が心配
そんなお悩みを“塗るだけ”で解決できるのが「節電ガラスコート」です。
節電ガラスコートとは?
節電ガラスコートは、建物の窓ガラスに専用の液剤を塗布し、遮熱・断熱・UVカットなどの機能を与える最先端の省エネ技術です。従来のフィルム施工や二重窓の設置と比べて、施工の手軽さとコストパフォーマンスの高さが魅力です。透明性を保ちつつ、室内環境の快適性を高め、空調エネルギーの使用を抑えることで、企業や家庭の光熱費削減に直結します。
また、建物の構造や用途を問わず、戸建て住宅・集合住宅・オフィスビル・商業施設・医療福祉施設・教育施設など、あらゆる場所での導入が進んでおり、環境負荷の軽減やSDGsへの取り組みとしても注目されています。
節電ガラスコートとは、窓ガラスに特殊なコーティングを施し、 冷暖房効率を向上させる断熱・遮熱対策です。
仕組み
夏:太陽からの近赤外線(熱線)を80%以上カットし、室内への熱の流入を大幅に抑制。
冬:室内の熱を含む遠赤外線の再放射を抑え、暖房の熱を外に逃がさず保温効果を発揮。
紫外線カット率:99%以上で、日焼け・家具や商品の色あせを防止。
可視光透過率:約70〜75%を保持し、明るさを損なわずに快適な室内環境を実現。
他のガラス製品との違い
節電ガラスコートのメリット
なぜ「窓」に注目すべきなのか?
住宅や建物の中で、熱の出入りが最も多いのが「窓」です。夏は約73%の熱が窓から流入し、冬は約58%の熱が窓から流出しています。壁や屋根よりも圧倒的に熱交換が激しいため、窓の断熱対策こそが節電効果を最大化する鍵となります。
節電ガラスコートは、この熱の出入りを抑える「見えない断熱材」として機能し、特に冷暖房費の削減に直結する最もコスト効率の高いソリューションです。
遮熱と断熱のW効果の仕組み
節電ガラスコートの技術的な特長として、遮熱と断熱の「W効果」があります。
遮熱:近赤外線を吸収・反射することで、夏場の太陽熱をブロック。
断熱:遠赤外線の再放射を抑えるため、冬場の室内熱を逃がさず保温。
その結果、季節を問わず室温が安定し、空調の稼働時間が削減されます。
投資対効果(ROI)の高さ
節電ガラスコートは、長期的に光熱費を抑えることでコストパフォーマンスに優れた製品です。施工後は冷暖房効率が向上するため、月々の電気代が削減され、その効果は10年以上続きます。
つまり、初期費用として一定額をかけても、その後の光熱費の削減によって十分に元が取れる、いわゆる“賢い投資”なのです。
特にエアコン使用量が多いオフィスや店舗では、1年〜数年で施工費を回収できたケースもあり、建物の種類や使用状況に応じて費用対効果が明確に実感されています。
1. 電気代の削減
冷暖房効率が向上することで、年間約25~30%※の節電効果があります。(※ETV環境技術実証事業の試験結果)
特に空調負荷の大きい店舗やオフィスで顕著な効果があります。
2. 紫外線カット
紫外線を99%以上カット。室内の家具や床、商品などの色あせ・劣化を防ぎ、美観と資産価値を維持します。
また、紫外線はシミ・そばかすの大敵。お肌のトラブル予防にもなります。
3. 可視光はしっかり通す
ガラスに色はほとんどつかず、可視光透過率は十分に確保。明るさを損なわずに遮熱・断熱効果を発揮します。
※プライバシー保護にもなる「すりガラスタイプ」もございます。
4. 赤外線・遠赤外線もブロック
近赤外線を80%以上、遠赤外線を90%以上カットし、夏は外部からの熱流入を遮断、冬は暖房熱の流出を抑えます。
5. 結露の抑制
断熱効果により窓の結露発生を大幅に抑制(最大50%以上)。カビや汚れの発生も防ぎ、衛生環境も向上。
6. 虫の飛来防止効果
UVカットにより、夜間の照明に集まる虫の飛来を抑える効果もあります。飲食店や店舗におすすめ。
7. 環境負荷の軽減
電力使用量の削減により、CO2排出量も低減。環境配慮型経営の一環としても有効です。
8. 美観維持と透明性
施工後もほぼ透明。外観や景観を損なわず、建物のデザイン性を保持したまま省エネが可能です。
9. 長期耐久・高コスパ
耐久年数15年、10年保証付きで、初期投資に対する費用対効果が高く、長期的に見て経済的な選択です。
施工事例紹介
弊社では、鶴見本店と港北綱島店の2店舗をはじめ、さまざまな現場で節電ガラスコートの施工を行っています。
鶴見本店では、高橋店長の体感として「以前は夏のエアコンの設定温度を20℃にしていたが、施工後は温度を上げても快適に過ごせるようになった」と実感しており、特に西日が強い時間帯における夏冬の暑さが軽減されたとの報告があります。
港北綱島店ではオープン時に施工を行ったためビフォーアフターの比較はできませんが、施工していない他のガラス面と比べると、明らかに暑さの感じ方が違うという声もあります。
また、弊社では一般家庭はもちろん、企業オフィス、会社の寮、屋外プールの監視室などでも施工実績があり、多様な環境下での効果を確認しています。
節電ガラスコートは弊社施工に限らず、全国のダイソーやドラッグストアなどの小売店舗のほか、飲食店、歯科医院、福祉施設、塾、体育館など幅広い業種でも採用されています。また、海外においても導入が進んでおり、オーストラリア、タイ、カナダ、中国、ニュージーランド、フィリピン、スリランカ、韓国、スイス、アメリカ、ベトナムなど、2023年6月時点で世界30カ国以上に販売・施工実績があります。
これらの実例からも、節電ガラスコートの高い効果と信頼性を実感しています。
さらに詳しい施工事例については、以下ブログにてご参照ください。
▼株式会社N社様▼
▼株式会社A社様▼
導入の流れと費用感
現地調査
見積もり提示
施工
完了後の効果測定
費用: 窓ガラス1㎡あたり12,000円〜
よくある質問(FAQ)
Q:窓の見た目に変化はありますか?
A:ほぼ透明で、見た目に大きな変化はありません。可視光透過率も十分確保されています。
Q:紫外線(UV)カット効果はありますか?
A:99%以上の紫外線をカットし、家具や床の色あせを防ぎます。
Q:赤外線(IR)も遮断できますか?
A:近赤外線を80%以上、遠赤外線を90%以上カットします。遮熱・保温に効果的です。
Q:結露防止に効果はありますか?
A:完全に防ぐことはできませんが、発生を50%以上抑制できます。
Q:施工後のメンテナンスは?
A:特別なメンテナンスは不要です。通常の窓掃除と同様、中性洗剤や水拭きで対応可能です。
まとめ
節電ガラスコートは、窓ガラスに“塗るだけ”で冷暖房効率を高め、電気代を最大30%削減できる手軽で高性能な省エネ対策です。
特別なリフォーム工事は不要で、施工は最短1日。住宅・オフィス・商業施設など、あらゆる建物で導入が進んでおり、快適性の向上と環境負荷の軽減の両立が実現できます。
また、夏の強い日差しや冬の冷気、西日・結露対策にも効果を発揮するため、季節を問わず活躍します。
「冷房効率をもっと上げたい」「光熱費を抑えたい」「エコ対策を考えたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご検討ください。
現地調査から施工まで丁寧にご対応いたします。お気軽にご相談ください!
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