サイディング外壁に塗り替えは必要?適切な時期と費用相場をご紹介
横浜・川崎にお住いの皆さまこんにちは!横浜の地域密着外壁・屋根塗装専門店えいぶすペイントです!
一戸建ての住宅の購入を検討しはじめたあたりから「サイディング」という言葉をよく耳にしませんでしたか?サイディングは、その耐久性の高さと外観の美しさから外壁材として人気を集めており、日本では主に「窯業系」「金属系」「樹脂系」「木材系」の4種類が採用されています。
その中でも「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」は、今や日本の新築戸建ての約75%に使用されているとも言われています。そんなサイディング外壁ですが、販売時にはその利便性の高さから「メンテナンスフリー」と謳われることも。そのため「自宅がサイディング外壁だけど塗り替えは必要なの?」と悩まれる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、窯業系サイディングとは何か、塗り替えの必要性や時期、セルフチェックの方法をご紹介できればと思います。
目次
外壁材の窯業系サイディングとは?
窯業系(ようぎょうけい)サイディング材の歴史は長く、1970年代に産声を上げましたが当時主流だったモルタルの人気を超えることができませんでした。
しかし、1990年代の洋風建築の流行を経てサイディングが主流の時代が到来!レンガやタイル柄のプリントを施す技術がブームと共に向上し、現在では本物さながらの高級感溢れる質感や表情に様々な機能を兼ね備えるようになりました。
サイディング外壁が選ばれる理由やメリット
窯業系サイディングはセメントを主とし、繊維質原料(石綿以外)、混和材料を配合して板状に形成されています。JIS規格にも規定され工場で生産されている為、現場の職人の腕に左右されずに一定の品質を保てることや、その工期の短さや工費の安さが一定の支持を得ています。
また、製品化されているので豊富なラインナップからデザインやカラーを選ぶことができ、耐久性に優れ、防汚など様々な機能備えたものも多く、外壁材として多岐にわたる選択を可能にするのが窯業系サイディングが選ばれる理由の一つだと言われています。
サイディング外壁に塗り替えは必要?
窯業系サイディングの寿命は30年から40年と言われていますが、メンテナンスを怠れば雨や風などの外的要因により劣化が早まるのは必然的です。雨漏りや建物全体を劣化から守り、長く外壁としての性能を保つには定期的なメンテナンスが必要になってきます。
一般的な窯業系サイディングの塗り替え時期は7~10年間隔と言われていますが、劣化症状によっては早急なメンテナンスが必要になることもあります。
耐用年数はどのくらい?
築年数から判断しますと、サイディング外壁の耐用年数は10~15年といったところでしょうか。その他の判断材料としては、外壁の劣化症状により、塗装時期を判断することができます。
おすすめの塗り替え間隔は?
1度塗装を行った建物であれば、8~15年間隔での塗り替えが必要になります。サイディング外壁の塗り替え間隔は、使用している塗料や住宅が建てられている環境要因もかなり影響してきます。
劣化症状が見られた場合は、無料相談を行っている業者に相談するのがおすすめです。建物の状態を診断してもらい、適切な塗り替え時期を知ることができます。
サイディング外壁の塗り替え費用
横浜市の一般的な80㎡の戸建て住宅の場合、屋根塗装を含むサイディング外壁の塗り替え費用相場はおよそ80~130万円前後です。費用相場の内約は、足場代や施工代、塗料代や雑費になりますので、使用塗料や元々の外壁の劣化具合によっては価格が変動する可能性があります。
屋根塗装をしない事で20万~30万程度費用が安くなることがありますが、屋根と外壁の塗装を別々に行うと、その都度足場設置の必要が出てきますので、コストパフォーマンスが悪くおすすめしません。
また、塗り替えでは対応できないような劣化が外壁に見られた場合は、サイディングボードの張り替えや重ね張りが必要になり、塗装よりも高額になってしまう可能性もあります。
サイディング外壁の目的別おすすめ塗料
ここまでサイディング外壁の塗り替え時期や費用についてご説明しましたが、サイディング外壁にどんな塗料を使ったらいいのか悩ましいですよね。ここからは、目的に沿ったサイディング外壁におすすめの塗料をご紹介します。
元のデザインをそのまま活かす「クリアー塗装」
サイディング外壁本来のデザインが気に入っていて残したい方には、透明で保護機能がある「クリアー塗料」がおすすめです。クリアー塗料にもグレードによって価格が変わるので、性能や耐久性など目的に沿ったものを選びましょう。チョーキングが進行しているサイディング外壁や、シーリング上には塗布をおすすめしません。
コストパフォーマンスに優れた「シリコン塗料」
耐候性10年の「シリコン塗料」は外壁塗装で1番人気の塗料。無機やフッ素塗料と比べると耐候性に劣りますが、その分安価なので、コストパフォーマンスに優れています。
汚れや困りごとに合わせた「機能性塗料」
塗り替え時期に差し掛かると、自宅に付着する汚れの種類や困りごとが見えてきますよね。日光が当たらず、カビが気になるのであれば防カビ性能の塗料を、逆に日光が当たりすぎて紫外線による劣化が気になるのであれば、紫外線に強い高耐候性の塗料を選ぶと良いでしょう。
外壁塗料には、さまざまな外壁の困りごとに対応した機能性塗料が販売されています。ぜひ一度、外壁塗装業者に相談してみて下さい。
サイディング外壁の劣化症状をセルフチェック!
ここからは、以下のポイントをおさえてサイディング外壁の劣化症状をセルフチェックしてみましょう。
チョーキング
外壁に触れた際に手に粉状のものがつく現象をチョーキングといいます。これは紫外線や雨風などで塗膜が劣化して白色顔料が粉化することが主な原因です。チョーキングを発見した場合、塗装本来の機能が失われつつあるという状況だと認識しておきましょう。
塗膜のはがれ
サイディングボードは性質上水に弱く、継続的な雨天に晒され水分が滲み込んだままになると、塗膜はがれが起きることがあります。塗膜が剥がれた箇所から雨水が浸入すると建物内部の腐食が徐々に進み、最悪の場合建物の寿命が大幅に縮んでしまうことも。
塗膜のはがれを見つけた際は、なるべく早めに塗装による補修を考えなければなりません。
ひび割れ(クラック)
劣化した塗膜の表面が気温や湿度の外的要因により収縮と誇張を繰り返すことでクラックが発生します。見つけた場合は、そのまま放置しておくとどんどんひび割れが進行し、雨水が建物内部を侵食してしまいます。
クラックも劣化が進めば進むほど建物の寿命を縮めてしまいますので、早めの対応が必要になります。
シーリング(コーキング)の劣化
サイディング外壁で一番最初に劣化が始まる部分がサイディング材同士の隙間を埋めるシーリングです。
堅いサイディング材とは異なり、弾性があるシーリングは劣化が早く、その寿命はおよそ5~10年とされています。シーリングが経年劣化で瘦せた箇所からひび割れがおき、こちらも放置してしまうと雨水が侵食する場合も。
日照条件や気候条件で劣化スピードに幅がありますが、比較的劣化の分かりやすい箇所ではあるので、メンテナンスを考える1つの目安にすると良いかもしれません。
DIYでサイディング外壁のメンテナンスはできる?
結論から言いますとサイディング外壁の状態によっては、セルフメンテナンスも不可能ではありません。ただし、2階など高所での作業は危険を伴うので、定期的に業者にメンテナンスをお願いするのをおすすめします。
▼外壁塗装工事に足場が必要な理由▼
【まとめ】外壁の劣化症状が気になる場合は早めの診断が◎
いかがでしたか?利便性が高いと呼ばれるサイディング外壁にもメンテナンスは必要です。
今回の記事では塗り替えの必要性やセルフでのチェック方法をご紹介しましたが、不安に思われる方はまずは一度、外壁塗装のプロに診断してもらうのが良いでしょう。
- チョーキング
- 塗膜の剥がれ
- ひび割れ(クラック)
- シーリング(コーキング)の劣化
目視で上記のような気になる箇所を見つけたら、早めの対策が必要になります。
えいぶす・ペイントでは資格持ちのスタッフがサイディング外壁の外壁劣化診断を無料で行っております。もちろん、必要のない工事は一切おすすめ致しません。
「ちょっと外壁が気になるけど、まだ工事は考えていない」場合も遠慮なくご相談ください。適切な塗り替え時期のご案内もしておりますので、安心してお問い合わせくださいね!
▼合わせて読みたい▼
横浜の地域密着外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のえいぶす・ペイントの施工事例はこちら
横浜の地域密着外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のえいぶす・ペイント自慢のショールームページはこちら
横浜の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のえいぶす・ペイントこだわりの商品ページはこちらから
横浜の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のえいぶす・ペイントへのお問い合わせ・ご相談はこちらから!!