2023年の傾向は?外壁塗装の費用相場と価格変動の要因を解説します
外壁塗装の費用相場気になりますよね。高額な買い物ですから、適正価格は知っておいて損はありません。この記事では、神奈川県の外壁塗装の費用相場や2023年の傾向、価格変動の要因、相場より安く抑える方法をご紹介します。
目次
外壁塗装の費用相場と2023年の傾向
令和4年度の国土交通省の調査によると、神奈川県の戸建て住宅の平均延床面積は78.24㎡。一般的な25坪の戸建て住宅の場合、屋根塗装を含む外壁塗装の費用相場はおよそ80~120万円前後です。屋根を含まない外壁塗装のみの場合は、20~30万程度費用が低くなる傾向にあります。
2022年は世界情勢の変動により、様々な業界で値上げラッシュの一年でした。塗装業界も例外はなく、原材料高騰の関係で、大手塗料メーカーでも年に2~3回ほど塗料の値上げがあり、上昇率は5~20%程度になります。コロナ禍など、落ち着きを見せた情勢もありますが、2023年もまだまだ値上げ傾向は続くと予想されます。
外壁塗装の価格変動の要因
建物の劣化は一律ではなく、あらゆる環境における様々な要因で差がうまれます。ここからは、外壁塗装の費用変動の要因をご紹介します。
塗装箇所
前項で述べた通り、屋根と外壁を同時に行うか否かで費用が大きく変動します。屋根・外壁共に材質・環境要因で劣化速度は異なりますが、どちらを塗装するにおいても足場を設置する必要があるため、手間の削減や節約のために同時の施工を希望する方がほとんどです。
築年数
築年数が長ければ長いほど、外壁の劣化は進行しています。外壁のクラック(ひび割れ)や、水漏れが確認された場合は、外壁塗装を施工する前に欠損箇所の補修工事を行わなければなりません。
下地の調整に時間や人件費が掛かるので、築年数が経過している建物の塗装工事の費用相場は高い傾向にあります。
建物の高さや形状
建物の形状によっても外壁塗装工事にかかる費用相場は変わってきます。屋根が複数ついていたり、凹凸の箇所が多かったりする場合は、塗装する面積が多くなったり複雑な足場を設置する必要があるため、同じ大きさでも単純な造りの建物と比べると費用相場が高くなります。
外壁材の種類
外壁材の種類によっても費用相場は変動します。モルタルで作られた外壁は、ひび割れが起きやすく、クラック(ひび割れ)の数や進行度によって修繕費用が異なってきます。最近、戸建て住宅に採用されることが多いサイディング外壁についても、サイディングのつなぎ目部分が劣化していると雨漏りの原因になるので、劣化したコーキングを変える必要があります。
外壁材の種類関係なく一貫して言えることは、どの外壁材であっても劣化したまま放置しておくと、結果的に費用がかかってしまうことがあります。こまめな外壁チェックをすることが重要です。
塗料の種類
見積もりによる価格差が出てくる1番の原因は塗料になります。フッ素やシリコンなど外壁塗料の種類は様々ですが、どの塗料を選ぶかによって費用は大きく変動します。
機能性の違いや、グレードによって外壁塗料の耐用年数は変わってきます。機能が豊富であったり、耐候性が高い外壁塗料は値段が高い傾向にあります。
安さだけで外壁塗料を選んでしまうと、立地によってカビが生えやすかったり、日当たりが良すぎて早く色褪せしてきたりと短いスパンで外壁塗装工事を行うことになってしまいます。その度に足場代等もかかるため、長期的に見た場合、逆に費用が高くついてしまうケースもあります。
外壁塗装の費用を相場より安く抑える方法
100万前後の高額な費用がかかる外壁塗装では、金銭感覚も麻痺しがちです。適正価格を知り、数万円でも安く抑えることができるなら嬉しいですよね。ここからは、外壁塗装の費用を少しでも安く抑える方法と注意点をご紹介します。
複数社から見積もりをとる
高額な買い物なので、見積もりを必ず2~3社にお願いしましょう。見積内容を比較することで、今の住宅に本当に必要な施工内容と塗料が確認できます。また、外壁塗装業者の中には悪徳業者もいるため、依頼の際は「他社にも見積りをお願いしている」と一言伝えておくと、いい加減な見積もりや自社に有利な見積もりは出せなくなるので安心です。
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一括見積サイトは利用しない
外壁塗装の相見積もりを取る際に「一括見積サイト」を利用すると便利ですが、業者側には紹介手数料や成約手数料が必ず発生します。その分見積もり価格に上乗せされることもあるので、直接外壁塗装業者に依頼するより高くなってしまうケースがあります。
また、利用者側は無料なので一気に5社以上見積り依頼を出す場合もありますが、競合が多すぎることで業者側のモチベーションが上がらず、適当な見積もりを出されてしまう危険性も。自宅に本当に必要な工事内容や適切な価格を知るためにも、一括見積サイトを利用する場合は2~3社程度がおすすめです。
本当に必要な機能の塗料を選ぶ
色んな機能性塗料の説明を受けると、ついついあれもこれもと気になってしまいますよね。でもちょっと待ってください。本当にその機能は必要ですか?
例えば紫外線に強い屋根塗料を選んでも、日中ほとんど日陰になってしまう建物ではあまり効果を発揮できません。日当たりの良い建物の防カビ機能もまたしかりです。
10数年に1度の機械ですから、「どうせなら良い塗料を使いたい」という気持ちはわかりますが、本当にこの機能は必要か?というのは考えてみると良いでしょう。
塗装業者の在庫塗料も検討
外壁塗装業者の中には、在庫塗料を抱えているケースもあります。色や性能にこだわりがなければ、在庫塗料があるかどうか聞いてみるのも一つの手段です。在庫塗料の残量にもよりますが、上手く交渉できれば費用を安く抑えることができます。
中間手数料を削る
中間手数料の有無も外壁塗装の費用相場が変わる要因です。大手住宅メーカーに依頼する場合、下請け業者に仕事を依頼することがほとんどなので、中間マージンが発生します。大手住宅メーカーは知名度が高く、外壁塗装を依頼する際の安心材料の一つにはなりますが、結局は地元の外壁塗装業者が施工するケースがほとんどなので、中間マージンを発生させないためにも信頼できる外壁塗装業者を探すことをお勧めします。
費用がない場合はリフォームローンも検討
外壁の劣化が進みすぎると費用が高くなる傾向にあります。適切な時期が来たら外壁診断を行い、劣化状況を踏まえてリフォームローンも検討に入れてみて下さい。金利の負担はありますが、劣化が酷くなる前にメンテナンスをした結果、トータルの費用負担を削減できる場合もあります。
費用はもちろん外壁塗装に求めるものを重視しよう
外壁塗装の費用相場と2023年の傾向、価格相場の変動要因と費用を抑える方法をご紹介しました。こまめなメンテナンスは住宅を長持ちさせ、結果節約にも繋がるために非常に有効です。
建物の状況や個人が重視するポイントで価格が大きく変わってくるのが外壁塗装です。まずは適切に外壁診断をしてもらい、自身の希望を伝えましょう。業者選びも重要なポイントになりますので信頼できる業者を選ぶことが大切です。
えいぶす・ペイントでは有資格者による外壁劣化診断、見積書の作成を無料で行っております。ご相談だけでも構いませんので、外壁で気になる事がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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