外壁塗装に悪徳業者が多い5つの理由とは?悪質な手口の特徴と対策を解説します
外壁塗装を行う際、業者を探すのは大変な労力ですよね。
「外壁の劣化が気になってきたけど、まだ平気そうだからもう少し経ってから探そう」と考えている内に外壁塗装の訪問業者が訪ねてきたら、まさに棚からぼたもち。少し得した気分になりませんか?
でもちょっと待って下さい。本当にその業者は大丈夫ですか?この記事ではえいぶす・ペイントにも問い合わせが多い「外壁塗装の悪徳業者」についてスポットを当ててご紹介してみたいと思います。
目次
外壁塗装工事に悪徳業者が多い5つの理由
2022年に国民生活センターから発表された内容別分類ごとの相談件数に、塗装工事(内装等を含む)は、15位の新築工事に続く16位にランクインしており、相談件数は全国で1,252件と多い傾向にあります。中でも訪問販売による塗装工事の相談件数は全体の8位となっており、悪質な訪問業者の外壁塗装トラブルの多さが目立ちます。
ではなぜ外壁塗装の訪問業者に悪徳業者が多いのでしょうか。5つの理由を解説します。
1.現状確認が簡単にできる
外から簡単に現状を確認できるのが、外壁塗装工事に悪徳業者が多いポイントです。内装工事とは違い、家の中に入れてもらう必要のない外壁塗装工事は、悪徳業者にとってハードルの低い商売だと言えます。
2.断りにくい状況を作りやすい
「通りがかりで気になったので無料で点検をさせて下さい」というのも悪質な訪問業者がよく使う手口です。「点検商法」は、親切心を全面に出して懐に入り込み、断りにくい状況を作り出します。比較的成果が出やすい点検商法は悪徳業者が好む手法です。
3.価格設定が適切か判断しにくい
悪徳業者が外壁塗装の訪問販売を行う理由に、素人では適正価格が分かりづらいという理由があります。同じ㎡数の住宅であっても施工内容や使用する塗料、下地の状態によって適正価格は変動します。
また、昨今の値上げラッシュに続く「塗料の原材料価格の値上がり」も適正価格が判断しにくくなるポイントです。多少価格がつり上げられても分かりにくいのを逆手にとり、高額な見積りを出しやすい環境が整っています。
4.手抜き工事がバレにくい
例えば、3回塗りが基本とされている外壁塗装ですが、期限が切れている塗料を中塗りに使われた場合はどうでしょう。3回塗り→2回塗りに減らされた場合もそうです。工事が完了し、塗り立ての状態では綺麗に見えるので手抜き工事にも気付きにくいですよね。
近年天候も読みづらく、突発的な災害も多いです。被害が少なくとも少し記憶に残る天候に見舞われた場合など、逃げ道を作りやいのも外壁塗装工事に悪徳業者が多い理由です。
5.顧客との知識の差を利用
プロに専門用語で説明されると「自分はわからないけど、この人に任せとけば安心かな?」と、どこか信用してしまう節がありますよね。
身近な例をあげると、美容院で髪の扱いを少し不安に思っても「プロに任せているから大丈夫」と自分に言い聞かせた経験は多くの人があると思います。結果、仕上がりがひどくても「次回は任せっきりにしないで気を付けよう」という教訓がうまれると思いますが、外壁塗装で前回の教訓が活かせるのは10数年後です。
お客さまの「プロへの信頼」や「経験の浅さ」を利用する悪徳業者にとっては、外壁塗装工事は好都合な事業と言えます。
訪問業者の悪質な手口の特徴と対策
もちろん、全ての訪問業者が悪徳業者と断定はできません。ですが、えいぶす・ペイントに実際に寄せられた相談からも、外壁塗装の訪問業者にはかなりの注意が必要になってきます。外壁は1度塗り替えを行ったら、一般的には数年~10年前後は塗り替えを行いません。万が一悪徳業者を選んでしまえば、施工からメンテナンスまで、長い間付き合うことになってしいます。
突然家のチャイムを鳴らしてくる外壁塗装の訪問業者。その時に気を付けるべきことは?訪問業者の悪質な手口の特徴と対策をご紹介します。
突然の訪問で緊急性を煽る
突然訪問し、外壁塗装の劣化を理由に工事の緊急性をあおる業者には要注意です。外壁は徐々に劣化するものなので、突然倒壊することはまずありません。不安をあおり、その場で契約を取り付けようとする業者は間違いなく悪徳業者です。
まずは一旦検討すると伝え、書面での具体的な見積り提出や、他社にも同様の見積りを依頼する旨を伝えましょう。相見積りの意向を示せば相手も下手な行動には出れません。その後連絡が途絶えれば「面倒な客」とみなされたと判断でき、間違いなく悪徳業者を撃退することができます。
バレにくい箇所を指摘
訪問業者の話をついつい聞いてしまい、無料だからとそのまま診断に入ってもらうのも実はとても危険です。えいぶす・ペイントでお客さまから寄せられた相談の中で、実際に調査を行うと嘘が多いのは「屋根」への高額見積です。国民生活センターの調査でも近年増加傾向にあるのが屋根工事の相談件数です。
「屋根=確認しにくい箇所」なので訪問業者に屋根の劣化・破損を指摘されたら危険度はMAXです!!
えいぶす・ペイントに相談のあったお客さまの中には、全く修繕の必要のない事例も多々ありました。
屋根を指摘された場合は、実際に破損箇所の写真を見せてもらうなど、必ず自分の目で確認することで訪問業者の良し悪しを判断することができます。
付近で工事をしているという謳い文句を使う
訪問業者が「近くで工事をしている」と言ってきたら悪質な業者かもしれません。実は「近所で工事」というのは、実際にご近所さんと訪問宅の面識がなくても信頼を得ることができる簡単な方法なので、悪徳業者がよく使う手口なのです。
そして何よりも聞き逃してはならないのが「近隣で工事をしているのでお安くなりますよ」という謳い文句。仮に本当に近隣で工事をしていても、外壁塗装工事の価格の大部分を占める足場は立て直す必要があるため、実際に大幅に価格が下がることはまずありません。
悪徳業者の中には「実際に近くで工事をしていなかった」という事例が多々あります。必ず訪問業者には工事中の住所を確認し、自分の目で実際に工事の有無を確認をすることが重要です。
悪徳業者に引っ掛からないために
訪問業者を不審に思ったらその場で契約をせず、まずは他の外壁塗装業者に相談するのがおすすめです。
できれば2~3社に実際にプロの目線で現地調査・見積りを出してもらう事が、何よりも訪問業者を信用するに値するかの判断基準になります。正しい情報(知識)を得ることで悪徳業者を見極め、適切な外壁塗装を行いましょう。
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契約してしまった場合は8日以内にクーリングオフ
万が一押し切られて契約してしまった際は、クーリングオフ制度を利用しましょう。
訪問販売は契約日から数えて8日以内であれば、業者に対してはがきなどの書面や、メールなどの電磁的記録により、一方的に申込契約の解除(クーリングオフ)をすることができます。
ここで気を付けたいのが、訪問業者を不審に思い他社に相談した場合でも、調査から見積りが出るまでは3日~1週間程度は必要になります。余裕を持ってクーリングオフの判断をしたい場合は、なるべく早めに他社への相談を行った方がよいでしょう。
【まとめ】訪問業者を不審に思ったら他社にご相談を
訪問業者を不審に感じたら、すぐ他社に相談することが大切です。
えいぶす・ペイントでは、外壁塗装工事のご相談を無料で承っております。もちろんお話を聞くだけでも大丈夫ですので、「訪問業者が信用できない」「他社の見積りが適切か判断できない」などのお困りごとがございましたら遠慮なくご相談下さい。相見積りの依頼も大歓迎です。
当社は塗装の品質に絶対の自信をもっておりますので、無理な工事は絶対におすすめ致しません。外壁塗装工事に対して少しでも不安な事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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